成績が良い子と悪い子で全然違う「当たり前」の感覚

成績が良い子と悪い子で全然違う「当たり前」の感覚

似た学歴の人が同じ職場に集まる理由

こんにちは!

京都市西京区桂にある進学型個別補習塾『遊学館』の塾長の鶴崎です。

中学生や高校生のお子さんを育てていると、

勉強や提出物のことでついつい口を出してしまうこと、ありますよね。

実は、成績が上のほうの子たちと、下のほうの子たちとでは、

そもそも頭の中にある「常識」や「当たり前」の基準がまったく違うんです。

一番わかりやすいのが、宿題に対する考え方です。

成績が上位の子たちは、

「宿題はきちんとやって提出するのが当たり前。もしやらなかったら、

先生から注意されても仕方がない」という感覚を持っています。

これに対して、成績が下位の子たちは、

「宿題は、やりたくなければやらなくていいもの。もし少しでもやったなら、

中身がどんな出来であっても褒められるのが当然」という感覚だったりします。

同じ教室で同じ先生から「宿題をやりなさい」と言われても、

本人たちの頭の中の受け取り方がこれだけ違うんです。

そして、この「当たり前の基準の違い」は、大人になって社会に出てからもそのまま続きます。

世の中を見ると、だいたい似たような学歴の人たちが、

同じような会社や職場に集まって働いていますよね。

あれは、単にテストの点数が近い人を集めているからというわけではありません。

本当の理由は、この「常識の感覚」が違う人同士が同じ職場で働くと、会社が回らなくなったり、

本人が周りについていけなくなったりするからです。

たとえば、「自分の仕事は責任を持って終わらせるのが当たり前、やらなければ怒られて当然」と

思っている人たちの職場に、

「やりたくない仕事はやらなくていい、少しでもやったら褒められるべきだ」という

感覚の人が入ってきたとします。

周りの人たちは「どうして当たり前の仕事をやらないんだ」とストレスを感じますし、

入った本人も「少しやったのに誰も褒めてくれない。こんなに厳しく注意されるなんて、

この会社はおかしい」と不満を持つことになります。

こうなると、仕事の能力以前の問題で、感覚が違いすぎるために本人が職場にいづらくなり、

結果的に仕事についていけなくなって辞めてしまいます。

似たような学歴の人間が同じ職場に集まるのは、

こうした「何が当たり前か」という感覚が同じ人たちで集まったほうが、

お互いに無理なくスムーズに働けるからなんです。

お子さんが今、毎日の勉強や決まりごとに対してどんな「常識」を持っているか。

そこを少し観察してみると、将来お子さんがどんな人たちと、

どんな職場で働くことになるのかを考えるヒントになるかもしれません。