「やることリスト」より「やらないことリスト」
勉強の効率がグンと上がる方法
こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
「やることリスト」は使ってるけど、思ったほど効率が上がらない…
そんな悩みを持つ中高生、多いのではないでしょうか?
実は、本当に勉強の成果を出したいなら、
「やることリスト」よりも「やらないことリスト」を決める方が断然効果的なんです。
今日はその理由と、実際にどうやって「やらないことリスト」を作ればいいのかを、
わかりやすく解説します。
「やることリスト」は万能ではない?
たとえば、あなたがテスト前にこう書いたとします。
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英語の単語を100個覚える
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数学の苦手単元を復習する
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理科のワークを1ページやる
確かに一見やる気はあるんですが…
そのリストを見て、かえって疲れてしまい、気づけばスマホをいじって終わってしまう。
これ、実はよくあるパターンです。
なぜかというと、やることが多すぎると、
どれから手をつければいいかわからなくなって迷ってしまうから。
「やらないことリスト」の力
逆に、「やらないこと」をあらかじめ決めておくと、
余計なことで迷わなくなり、やるべきことに集中できるようになります。
たとえば、こんなふうに決めてみましょう。
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SNSは夜10時まで見ない
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ノートをきれいに書くことにこだわらない
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テストに出ない細かすぎる内容は今はスルーする
こうすることで、本当に必要なことだけが自然と浮かび上がってくるんです。
完璧主義を捨てよう
「ノートをきれいに書かないと気が済まない」
「すべての科目で満点を取りたい」
その気持ちは立派ですが、そのせいでムダに時間やエネルギーを使ってしまうこともあります。
野球で言えば、すべての球をホームランにしようとするようなもの。
でも、実際の試合ではバントやヒットだって大事ですよね?
勉強でも同じ。「効率よく点を取る」ことを意識する方が、結果につながります。
「目先の成果」だけを追わない
テスト前になると、
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「とにかく暗記しなきゃ!」
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「なんでもいいから詰め込もう!」
と焦ってしまいがちです。
でも、それだけだと「テストが終わったら全部忘れる」勉強になってしまいます。
たとえば、
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古文は漢字だけ覚えて内容は理解していない
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数学は公式だけ覚えて、意味はわかっていない
こうなると、入試の応用問題には太刀打ちできません。
「将来につながらない勉強」はやらない
ここでいう「将来につながる勉強」とは、あとで使える知識や考え方になる勉強のこと。
つまり、
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点数を取るためだけじゃなく
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「なぜこうなるのか?」
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「どうすれば応用できるか?」
と考えながら勉強することが、自分の武器になります。
やらないことを決めると、やるべきことが見えてくる
結論です。
やらないことを先に決めるだけで、勉強の効率はグンと上がります。
たとえば、こんな「やらないことリスト」から始めてみましょう:
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勉強中にスマホの通知を見る
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見た目ばかり気にしてノートをまとめる
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「やった気になるだけ」の丸暗記勉強
これらをやめるだけで、本当に必要な「やるべきこと」だけがハッキリ見えてきます。
「努力してるのに結果が出ない…」という人は、
まずは「やらないことリスト」でムダを減らすことから始めてみてください。
きっと、集中力も成果も変わってきますよ!