塾に通わせる意味ありますか?

「塾に通わせる意味、ありますか?」という問いに答えます。

こんにちは、

京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象

毎日塾に通える個別指導塾

遊学館の塾長の鶴崎です。

保護者の方から、よくこんなご相談を受けます。

「正直、塾に通わせる意味ってあるんでしょうか?」
「家でも勉強できるはずなのに…」

はい。お気持ち、よくわかります。

家計にも時間にも余裕があるわけじゃない。

何より、子どもの将来を思うからこそ、本当に必要なものだけにしたい。

そんな中で「塾に通うべきか」は、悩んで当然です。

今日は、この問いに塾長として、本気で向き合ってみたいと思います。

 家で勉強できる子は、ほんのひと握りです。

まず、前提として――

家で自分から勉強できる子は、ごく少数です。

「やればできるのに、やらない」

「言わなきゃ動かない」

「集中してると思ったら、机でぼーっとしてた」

こんな悩み、お家でありませんか?

それはあなたのお子さんに問題があるのではなく、

普通の中高生って、みんなそうなんです。

子どもたちは「やる気」と「甘え」が常にせめぎ合っている状態。

家はリラックスできる分、どうしても『自分に甘く』なってしまいます。

塾は「勉強を日常化する場所」

塾に通う意味は、ただ「わからない問題を教えてもらう」だけではありません。

本質はそこではなく、

『勉強をする空気の中に身を置くこと』です。

・まわりも机に向かっている

・時間が決まっている

・見守ってくれる先生がいる

この環境が、子どものスイッチを自然と入れます。

勉強が「特別なこと」ではなく「当たり前」になる。

これが塾の最大の価値だと、私は思っています。

 親子関係を壊さないためにも、第三者が必要

もう一つ大切なのは、『親が勉強を見ないことが親子の平和につながる』という点です。

・「なんでこんな簡単なこともできないの?」

・「もっと集中しなさいって言ってるでしょ」

・「いつまでスマホ見てるの!?」

つい口調がきつくなって、子どもとぶつかる。

でも、塾という第三者が間に入ることで、

家庭では「応援する役」に徹することができるようになります。

勉強は塾に任せて、家では子どもを信じて見守る。

これが、意外と子どもにとっても親にとっても一番いいバランスなんです。

 成績アップ以上に、大事な変化がある

成績が上がるのはもちろん大事です。

でも、それ以上に私が塾で見たいのは、子どもたちの『姿勢の変化』です。

「まあいっか」が「ちょっとやってみよう」に変わる。

「できない」が「やればできそう」に変わる。

「自分なんて」が「もうちょっと頑張ろう」に変わる。

こうした『心の成長』は、学校や家庭ではなかなか見えづらいもの。

でも塾だからこそ、その変化をそっと引き出すことができるんです。

塾は「点数を上げる場所」ではなく「可能性を広げる場所」

塾は、点数を上げるためだけの場所ではありません。

子どもが「自分って、案外やれるかも」と思える場所。

苦手だった勉強が「ちょっと楽しいかも」と思える瞬間に出会える場所。

そして、

未来に向かって歩き出すきっかけを与える場所だと、私は信じています。

「塾に通わせる意味、ありますか?」

もしそう迷っているなら、

それはきっと「ちゃんと子どもを思っている証拠」です。

その思いに、遊学館はきっと応えられる場所です。