「まだ塾はいらない」は本当?中1から始める子が伸びる理由
こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
「うちの子、今のところは授業もついていけてるし、塾はまだ早いかなって思ってて…」
中1男子・Rくんのお母さんは、少し笑いながらそう話してくれました。
通知表に特に目立った問題もなく、テストでも平均より少し上。
親としては、「今は困ってないし、様子を見てからでもいい」と考えるのも、当然です。
でも、私はそのとき胸の中で、こう思いました。
「中1の『今』だからこそ、気づけない落とし穴があるんです」
中1の勉強は『静かに進む坂道』
学力というのは、ある日突然ガクンと落ちるわけではありません。
静かに、気づかないうちに、少しずつ『ズレ』が広がっていく。
そのズレに気づいたとき、すでに「何がわからないのか分からない」状態になってしまう子が、
実際にとても多いんです。
特に、最初はできていた子ほど危ない。
親も本人も『気づくのが遅くなる』からです。
「ちょっと早いかも」が、あとから効いてくる
Rくんは、その後お母さんの判断で塾に通い始めました。
最初は「まあ、様子見で…」という気持ちだったそうです。
でも、3か月後にはテストの点数がグッと伸びて、半年後にはこんな変化が。
学校の授業に余裕が出てきて、先生の質問にも自信を持って答えるように。
「勉強って、やれば面白いな」――そんな言葉まで聞こえるようになったんです。
お母さんはこうおっしゃっていました。
「たしかに『今』は困ってなかったけど、
『今のうちにやっておいて良かった』って心から思いました」
「まだ大丈夫」じゃない。「今しかない」
塾は「わからなくなってから行くところ」ではありません。
本当は、『わからなくなるわからなくなる前』に始めたほうが、子どもはずっとラクなんです。
・やり方が分かる
・先の見通しが立つ
・自分の力で解ける楽しさを知る
これらは、勉強が「イヤ」になる前に身につけておくべきこと。
それができるのが、中1という『静かな分岐点』なんです。
中1から塾に通うという選択が未来を変える
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中1の今こそが、『見えないつまずき』が始まるタイミング
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できているように見える子こそ、気づかないズレに要注意
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わからなくなってからより、「まだわかる今」からのほうが圧倒的に楽
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勉強の土台は、早く築いた者勝ち
私たが見てきた生徒たちの中で、
「もう少し早く塾に入れておけば…」という後悔はたくさんあっても、
「早く通わせたことを後悔している」という保護者はいません。
親としての「今はまだ大丈夫かも」の判断が、
半年後に「しまった」となる前に。
一度だけ、子どもと向き合ってみてください。