「まだ塾はいらない」は本当?中1から始める子が伸びる理由
こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
「うちの子、今のところは授業もついていけてるし、塾はまだ早いかなって思ってて…」
中1男子・Rくんのお母さんは、少し笑いながらそう話してくれました。
通知表に特に目立った問題もなく、テストでも平均より少し上。
親としては、「今は困ってないし、様子を見てからでもいい」と考えるのも、当然です。
でも、私はそのとき胸の中で、こう思いました。
「中1の『今』だからこそ、気づけない落とし穴があるんです」
◆中1の勉強は『静かに進む坂道』
学力というのは、ある日突然ガクンと落ちるわけではありません。
静かに、気づかないうちに、少しずつ『ズレ』が広がっていく。
そのズレに気づいたとき、すでに「何がわからないのか分からない」状態になってしまう子が、
実際にとても多いんです。
特に、最初はできていた子ほど危ない。
親も本人も『気づくのが遅くなる』からです。
「ちょっと早いかも」が、あとから効いてくる
Rくんは、その後お母さんの判断で塾に通い始めました。
最初は「まあ、様子見で…」という気持ちだったそうです。
でも、3か月後にはテストの点数がグッと伸びて、半年後にはこんな変化が。
学校の授業に余裕が出てきて、先生の質問にも自信を持って答えるように。
「勉強って、やれば面白いな」――そんな言葉まで聞こえるようになったんです。
お母さんはこうおっしゃっていました。
「たしかに『今』は困ってなかったけど、
『今のうちにやっておいて良かった』って心から思いました」
「まだ大丈夫」じゃない。「今しかない」
塾は「わからなくなってから行くところ」ではありません。
本当は、『わからなくなるわからなくなる前』に始めたほうが、子どもはずっとラクなんです。
・やり方が分かる
・先の見通しが立つ
・自分の力で解ける楽しさを知る
これらは、勉強が「イヤ」になる前に身につけておくべきこと。
それができるのが、中1という『静かな分岐点』なんです。
中1から塾に通うという選択が未来を変える
-
中1の今こそが、『見えないつまずき』が始まるタイミング
-
できているように見える子こそ、気づかないズレに要注意
-
わからなくなってからより、「まだわかる今」からのほうが圧倒的に楽
-
勉強の土台は、早く築いた者勝ち
私たが見てきた生徒たちの中で、
「もう少し早く塾に入れておけば…」という後悔はたくさんあっても、
「早く通わせたことを後悔している」という保護者はいません。
親としての「今はまだ大丈夫かも」の判断が、
半年後に「しまった」となる前に。
一度だけ、子どもと向き合ってみてください。