「納得してから動く」では、いつまでたっても動けない
こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
まずやってみる。
その経験が子どもを変えていきます。
今日は、最近の生徒たちを見ていて感じることを、保護者の皆様と共有させてください。
勉強に限らず、「まずやってみる力」が、今の子どもたちには本当に大切だと感じています。
でも実際には、「やる前から頭で考えてしまう子」がとても増えているんです。
「やって意味あるんですか？」
「それってなんの役に立つんですか？」
「納得できないとやる気になれないんで…」
こういった言葉を聞くたびに、私たち指導者は悩まされます。
そして、思うのです。
「納得してからやる」って、大人の都合かもしれません
大人はつい、子どもに対して「納得させてから動かそう」としてしまいます。
でも、よく考えてみてください。
本人がまだ経験もしたことのないことを、どれだけ説明しても、
心の底から「納得」なんてできるはずがないんです。
むしろ、やってみて初めて「なるほど、こういうことか」と納得するんです。
つまり、「やってから納得」が自然な流れなんですよね。
チャレンジに必要なのは「納得」じゃなく「一歩」
実は、伸びる子って、最初は意味もわからずにやっていることが多いんです。
でも「やりながら」少しずつ理解していく。
その中で「これって意外と面白いな」「やってよかったな」って気づいていくんですね。
それに対して、できない子は「納得できてないからまだやらない」「わかってからやる」
…でも、わかる日は永遠に来ないんです。
なぜなら、行動がないから。
「やったことがある」子と「やる前にやめた」子の差は、ものすごく大きい
私は勉強だけを教えているわけではありません。
「行動してから考える」「まず一歩を踏み出す」
この力が、これからの時代には何よりも大切になると、強く実感しています。
最初は失敗しても構いません。
やってみた経験があるからこそ、次は工夫できます。
そして、その積み重ねが「納得できる自分」に育ててくれるんです。
親御さんにお願いしたいこと
お子さんが「意味あるの？」「やりたくない」と言ったとき、
「まずやってみよう」「やってから考えても遅くないよ」
そんな一言をかけてあげてください。
そして、「とりあえずやってみた」ことを、ぜひ認めてあげてください。
行動したこと自体が、すごく価値あることだから。
お子さんが「納得」なんてまだできていなくても、
「まずやってみた」その一歩を、どうか一緒に喜んであげてください。
それが、将来の大きな一歩につながっていきますから。
