「良い勉強法」を知っていることよりも大切なこと

成績が伸びる子の共通点!

「良い勉強法」を知っていることよりも大切なこと

なぜ、「いい話」を聞いても成績は変わらないのか?

「これ、やった方がいいよ」

「次のテストに向けて、ここを復習しておこうね」

塾で生徒たちにこうアドバイスすると、

みんな素直に「うんうん」と頷いてくれます。

その時の表情を見ていると、本当に納得しているし、

「よし、やろう!」という気持ちも伝わってくるんです。

でも、ここからが少しシビアな現実です。

家に帰って、実際にそのアドバイス通りに行動する生徒は、残念ながら半分もいません。

さらに、その行動を1週間後も続けている生徒となると、

なんと1割にも満たないのが現実なんです。

お母さまも、こんな経験はありませんか?

お子さんに「こうしたら?」と言って、「わかってるよ!」と返事はいいけれど、

結局何も変わっていない……。

「あの子、返事だけはいいのよねぇ」と思わずため息をつきたくなる瞬間。

「それわかるわ~!」というお母さまの声が聞こえてきそうです(笑)。

いちばん難しいのは「知ること」ではなく「やること」

私たちはついつい、「成績が伸びないのは、良い勉強法を知らないからだ」と思いがちです。

「もっと効率の良いやり方があるんじゃないか」

「あの子に合った魔法のようなアドバイスがあるんじゃないか」

そうやって情報を探してしまうお母さまの気持ち、痛いほどよくわかります。

でも、長く塾の現場にいて感じるのは、「有益なアドバイスをどれだけ多く知っているか」は、

それほど重要ではないということです。

一番難しいのは、「聞いたことを、実際にやってみる」こと。

そしてもっと難しいのは、「それを続ける」ことだからです。

どんなに素晴らしい勉強法でも、やらなければ0点です。

逆に、どんなに不格好で小さな一歩でも、実行さえすれば、

それは確実にお子さんの力になります。

100の知識より、1の実行

大人でもそうですよね。

「運動した方がいい」

「野菜を食べた方がいい」。

頭ではわかっていても、明日から毎日ランニングを続けられる人はそう多くありません。

中学生のお子さんなら、なおさらです。

だからこそ、私たち大人が評価してあげるべきなのは、

「テストの点数」という結果が出る前の、「とりあえずやってみた」という小さな行動なんです。

  • 机に向かっただけでもすごい。

  • テキストを1ページ開いただけでも前進。

  • 3日坊主で終わっても、3日はやったことを認める。

「そんな甘いことでいいの?」と思われるかもしれませんが、

「0(ゼロ)」と「1」の差は、これからの人生において圧倒的に大きいのです。

小さな「できた!」が次のやる気を作る

もしお子さんが、ほんの少しでもアドバイスを行動に移そうとしていたら、

そこを見逃さずに 「お、珍しくやってるじゃない」 と声をかけてあげてください。

(「やっとやったのね」と言うと喧嘩になるので注意です!笑)

私たちの塾でも、立派な計画を立てることより、

「今日、家に帰ってからテキストを1回開くこと」のような、

確実に実行できる小さな約束を大切にしています。

「知っている」を「やっている」に変える。

これができれば、お子さんは必ず変わります。

焦らず、その小さな一歩を一緒に応援していきましょう。

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