最近の子どもたちが「授業を聞き逃す」ことに焦りがない理由

最近の子どもたちが「授業を聞き逃す」ことに焦りがない理由

こんにちは!

京都市西京区桂にある進学型個別補習塾『遊学館』の塾長の鶴崎です。

中学生や高校生のお子さんを持つ保護者の方とお話ししていると、

「うちの子、授業に集中できていないみたいで…」というご相談をよく受けます。

指導歴20年以上になりますが、実はここ最近、生徒たちの授業を受ける姿勢について、

昔とは決定的に違うなと感じることがあります。

それは、「今この瞬間、授業を聞いていない」ことに対して、

悪いと思う気持ちや焦る気持ちがない子がものすごく増えているということです。

なぜそんなことになっているのでしょうか。

一番の原因は、ネット動画が当たり前になったことだと私は見ています。

昔は、動く映像というものは「今その時間にテレビの前にいないと見られない」ものでした。

でも今は違いますよね。

スマホがあれば「いつでも、自分の好きな時に見られる」ものに変わりました。

そして、その「いつでも見られる」「あとから見返せる」という感覚を持ったまま、

子どもたちは学校や塾の授業を受けています。

だから、授業中に別のことを考えていたり、先生の話を聞き流したりしても、

「まあ、あとで友達に聞けばいいや」「あとでスマホで調べればいいや」と

無意識のうちに思ってしまっているんです。

今聞いていない自分に対して、危機感がまったくありません。

ですが、現実の授業は動画のように「もう一度ボタンを押して最初から再生する」ことは

できません。

その場で先生の話を聞いて理解しておかないと、

あとから自分一人で文字を読んで一から勉強し直すことになります。

これには、授業をその場で聞くよりも何倍もの時間と手間がかかってしまいます。

保護者の皆様も、ぜひ一度ご家庭で「動画と実際の授業は違うよ」

「授業はその時しか聞けないからね」という事実をお子さんに伝えてあげてください。

目の前の授業の時間をその場でしっかり使い切ることが、

成績を上げるための何よりの基本になります。