成功した人の話ばかり追いかけて、子どもを追い詰めていませんか?

成功した人の話ばかり追いかけて、子どもを追い詰めていませんか?

こんにちは!

京都市西京区桂にある進学型個別補習塾『遊学館』の塾長の鶴崎です。

中学生や高校生の保護者の皆さん、私は塾の教室で毎日たくさんの生徒たちを見ていますが、

保護者の皆さんにぜひ知っておいてほしいことがあります。

それは、「成功体験」よりも「失敗体験」のほうが、ずっと参考になるということです。

本屋さんに行くと、「うちの子はこれで成績が上がった」

「こうやって志望校に合格した」という本がたくさん並んでいますよね。

インターネットやSNSにも、同じような体験談がたくさん載っています。

そういう成功した話を見ると、「うちの子にも同じことをさせよう」と思ってしまいがちです。

でも、実は成功体験って、あまり参考にならないことが多いんです。

なぜなら、うまくいく理由は人によって全く違うからです。

その子の性格、生活のペース、たまたま出会った先生、その時のやる気。

いろんな条件が合ったからうまくいっただけで、

別の人が同じやり方をしてもうまくいくとは限りません。

それなのに、「あの家はこのやり方でうまくいったんだから、あなたもやりなさい」と

無理に押し付けると、子どもは苦しくなって、どんどん追い詰められてしまいます。

逆に、「失敗体験」は誰がやってもほぼ同じ結果になります。

テストの直前までスマホで動画を見ていたら点数が下がる。

わからないところをそのままにしておいたら、次のテストでまた間違える。

夜更かしをして授業中に寝てしまったら、授業の内容がわからなくなる。

うまくいかない理由や原因は、だいたいみんな同じなんです。

だから、すごく参考になります。

「どうすればうまくいくか」を必死に探して子どもにやらせるよりも、

「どういうことをしたら失敗するのか」を先に知っておいて、

それだけをやらないように気をつける。

実は、そっちのほうがずっと確実なやり方です。

保護者の皆さんは、どうか成功した人のやり方ばかりを追いかけて、

子どもを追い詰めないでくださいね。

「こういうことをすると点数が下がるから、それだけはやめておこうね」と声をかけるくらいが、

子どもにとっても一番無理のない進め方になります。