最初から勉強の「コツ」を求めても上手くいかない本当の理由

最初から勉強の「コツ」を求めても上手くいかない本当の理由

こんにちは!

京都市西京区桂にある進学型個別補習塾『遊学館』の塾長の鶴崎です。

中学生や高校生のお子さんをお持ちの親御さんとお話ししていると、

「うちの子、勉強のコツがわからないみたいで…」

「効率よく解くコツを教えてやってください」とよく言われます。

生徒本人からも「先生、この問題のコツ教えて!」って本当によく聞かれるんです。

でも、ここでハッキリお伝えしておきたいことがあります。

実は、あまり勉強をしていない子にいきなり「コツ」を教えても、まったく理解してもらえません。

なぜかというと、コツというのは、ある程度の「量」をこなして、

自分の頭の中に知識や経験がたくさん蓄積されてから、ようやくわかるものだからです。

たとえば、数学の図形問題や英語の長文読解で、

「ここを先に見ると解きやすいよ」という解き方のコツがあるとします。

でも、そもそも公式を覚えていなかったり、

英単語を覚える練習をしていなかったりする子がその言葉を聞いても、

「ふーん、そうなんだ」で終わってしまいます。

実際に自分でたくさんの問題に向き合って、何度も間違えたり、

時間がかかって苦労したりした経験がないと、

そのアドバイスがどう役に立つのかピンとこないんです。

たくさんの問題を解いて、いっぱい間違えて、「どうしてこうなるんだろう?」と悩む時間。

その地道な作業を積み重ねていくうちに、

ある日突然、「あ、そっか!こういう順番で見ればいいんだ!」と

自分の中で納得できる瞬間があります。

その瞬間に気づくことこそが、本当の意味で「コツを理解する」ということです。

つまり、最初から楽をするためのコツなんてなくて、たくさんの量をこなした結果として、

あとから自然とわかってくるものが「コツ」なんですよね。

だから、お子さんが「勉強のコツが知りたい」と言い出したら、

まずは「まずは目の前のワークを3ページ終わらせてみよう」

「まずはこの単語を100個覚えるところからやってみよう」と声をかけてあげてください。

最初は時間がかかっても大丈夫です。

しっかりと量をこなして、知識の蓄積ができたとき、

必ずお子さん自身で「こうやれば早いんだ」とコツを理解できるようになりますよ