中学生の「折れない自信」は勉強量で決まる?

中学生の「折れない自信」は勉強量で決まる?

「才能」でも「性格」でもない本当の違い

こんにちは、

京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象

毎日塾に通える個別指導塾

遊学館の塾長の鶴崎です。

「うちの子、どうしてこんなに自信がないのかしら……」

「もっと自信を持って、堂々とテストに臨んでほしい」

そんなふうに悩んだことはありませんか?

周りと自分を比べては「どうせ自分なんて」と俯いてしまう我が子。

そんな姿を見て、つい「もっと自信を持ちなさい!」と声をかけてしまう

お母さまも多いはずです。

でも、実はその言葉が、知らず知らずのうちにお子さまを追い詰めているかもしれません。

なぜなら、中学生にとっての「本物の自信」は、

言葉で言い聞かせて身につくものではないからです。

自信は「才能」でも「性格」でもない

「あの子はもともと自信満々な性格だから」 「うちの子は気が弱いから……」

そう思われがちですが、自信の正体は生まれ持った才能でも性格でもありません。

自信がある子とない子の決定的な違い。

それは、

「自分はここまでやった」と心の底から言える経験があるかどうか。

ただ、それだけなのです。

「根拠のない自信」は、すぐ折れる

よく「根拠がなくても自分ならできると思い込むことが大事」と言われます。

確かにそれも一つの技術です。

しかし、中学生という多感でシビアな時期において、中身のない思い込みは驚くほど脆いものです。

ちょっとした計算ミス、周りの友だちとの点数差、先生からの何気ない一言……。

そんな些細なことで、「やっぱり自分はダメなんだ」とポキッと折れてしまいます。

本当に必要なのは、少々の失敗では揺るがない「根拠のある自信」です。

「自分以上に、この一冊を繰り返した人はいない」 「自分以上に、この一週間、泥臭く机に向かった人はいない」 「自分以上に、逃げずに苦手にぶつかった人はいない」

ここまでやって初めて、「これだけやったんだから、大丈夫」という折れない芯

心の中に宿るのです。

自信は「結果」ではなく「過程」に宿る

多くの人は「成績が上がれば自信がつく」と考えます。

しかし、現実は逆です。

「やり切った」という過程があるから、自信が生まれ、その自信が結果を引き寄せるのです。

  • 眠い目をこすって、あと1ページだけ問題を解いた。

  • 分からない問題から逃げずに、解説と30分格闘した。

  • 「今日はやり切った」と自分に合格点を出せる日を積み重ねた。

この泥臭い、誰にも見られない時間の積み重ねこそが、

お子さまの「折れない芯」を作っていきます。

中学生はまだ、その自信の『作り方』を知らないだけなのです。

お母さんにしかできない、一番の役割

では、お母さまができるサポートとは何でしょうか。

それは「自信を持ちなさい」と励ますことではありません。

お子さまが「本気で頑張れる環境」を用意し、あとは信じて任せること。

本気を引き出し、自分を追い込むのは、親の言葉ではなく「環境」です。

同じ目標に向かう仲間の姿、妥協を許さない講師の視線、

そして「やり切るしかない」という研ぎ澄まされた空気。

その環境の中で、お子さまが「もうこれ以上は無理……でも、やり切った!」という

限界を一度でも突破したとき。

その瞬間に生まれるのは、勉強だけにとどまらず、

これからの人生を一生支え続ける「本物の自信」です。

「自信がない」は、変われるサイン

もし今、お子さまが自信を失っているのなら、

それは「本気でやり切る経験」に飢えているサインかもしれません。

自信を「与える」のではなく、自信が「生まれる」場所へ。

私は、お子さまが「自分を信じられるようになる」その日まで、徹底的に伴走します。

お子さまの顔つきが変わる瞬間を、一緒に見守ってみませんか?