【正月】受験生に「受験どう?」はNG?
追い詰めない声掛けと見守り方のマナー
こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
お正月、親戚が集まる楽しい席で、何気なく発せられる「受験どう?」という言葉。
実はこの一言が、受験生にとって一年で最も心に刺さる「キツい言葉」であることを
ご存知でしょうか。
もちろん、聞く側に悪気がないことは受験生本人も分かっています。
心配や応援の気持ちから出た言葉だということも。
それでもなぜ、この問いかけが彼らを苦しめてしまうのか。
今回は、受験生のリアルな胸の内と、周囲の大人が心がけたい
「本当に支えになる接し方」について考えます。
なぜ「受験どう?」が受験生を追い詰めるのか
受験生は、誰に言われなくても24時間365日、試験のことを考えています。
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「今の成績で、本当に合格できるのか?」
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「この勉強法で間違っていないか?」
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「本番でミスをしたらどうしよう……」
年が明けた瞬間、彼らは「もう後がない」という現実を誰よりも強く実感しています。
そんな極限状態のなかで「どう?」と聞かれるのは、
必死に抑え込んでいる不安の蓋を無理やり開けられるようなものなのです。
「頑張ってるよ」と笑顔で答えるその裏側で、彼らは心の中で何度も自分を責め、
自問自答を繰り返しています。
「頑張れ」よりも「安心できる空気」を
受験生が正月の家庭に求めているのは、新しいアドバイスや進捗の確認ではありません。
一番必要なのは、「何もしなくていい、評価されない場所」としての安心感です。
親御さんや周囲の方に意識していただきたいのは、具体的な結果の話を避けることです。
受験生の心に届く「魔法の言葉」
無理に励ます必要はありません。
以下のような、体調やプロセスを全肯定する言葉を選んでみてください。
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「体調だけは気をつけてね」
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「ここまで本当によく頑張ってきたね」
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「今日はゆっくり好きなもの食べなさい」
これだけで、受験生は「自分は結果だけでなく、存在そのものを認められている」と感じ、
孤独な戦いに戻る勇気を得ることができます。
受験生のみなさんへ:モヤッとするのは「真剣な証」
もし、親戚からの言葉に答えが詰まったり、心がモヤモヤしてしまったりしても、
自分を「心が狭い」なんて責めないでください。
そのモヤつきは、あなたが自分の未来とそれだけ真剣に向き合っている証拠です。
適当に流せないほど、必死に戦っている証拠なのです。
今は周りの言葉をすべて真正面から受け止める必要はありません。
右から左へ受け流して、自分のペースを守ることを優先してください。
まとめ:家を「世界で一番優しい場所」に
受験は、最後は一人で立ち向かわなければならない孤独な戦いです。
だからこそ、せめて家の中だけは、成績や合否で判断されない
「無条件の味方がいる場所」であってほしいと願います。
静かに、でも着実に、受験生は前へ進んでいます。
その背中を、言葉ではなく「温かいごはん」や「静かな見守り」で支えてあげませんか。















