成人の日を迎えて。保護者の皆様へ伝えたいこと
成人の日を迎えられた皆様、
そして今日まで大切にお子様を育ててこられた保護者の皆様、誠におめでとうございます。
色鮮やかな振袖や真新しいスーツに身を包んだ卒業生たちが、
時折教室に顔を見せてくれることがあります。
かつて机に向かって必死にペンを動かしていた「あの子」が、
立派な大人として目の前に立っている。
その姿を見るたび、胸が熱くなる思いがいたします。
本日は、塾長という立場から、この節目に思うことを少しだけ綴らせていただきます。
「20年」という月日の重み
成人式は、お子様にとっての門出であると同時に、
保護者の皆様にとっての「一つの区切り」でもあります。
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夜遅くまでの塾の送迎
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試験の結果に一喜一憂した日々
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受験期のピリピリした空気の中、黙って用意した夜食
今日という日は、そうした皆様の献身的な支えが実を結んだ証でもあります。
本当にお疲れ様でした。
まずは、ご自身をしっかりと労っていただきたいなと感じています。
「正解のない問い」に向き合う力
塾という場所は、どうしても「点数」や「合否」という分かりやすい結果を
追い求める場所になりがちです。
しかし、大人になるということは、
「答えが一つではない問い」に対して、自分なりの答えを出していくことの連続です。
かつて教室で学んだことは、単なる知識だけではありません。
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困難な目標に対してどう計画を立てるか
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挫折したときにどう立ち上がるか
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自分の意思で進路を選ぶ勇気
これらすべてが、これからの荒波を渡っていくための「一生モノの武器」になっているはずです。
これからの「親子の距離感」
成人を境に、親子の関係性は少しずつ変化していきます。
これまでは「手を引いて導く」役割だったものが、
これからは「一番近くで見守る理解者」へと変わっていく時期かもしれません。
お子様が迷ったり、壁にぶつかったりしたとき、最後に帰れる場所があること。
それこそが、彼らにとって最大の安心感となり、次の一歩を踏み出す勇気になります。
結びに
私たちは教育者として、卒業していった彼らがこれからどんな人生を歩んでいくのか、
期待を込めて見守り続けたいと思います。
そして今、現在進行形で教室に通っている生徒たちも、
数年後には同じように立派な姿を見せてくれることを確信しています。
改めまして、ご成人おめでとうございます。
皆様のご家庭に、これからもたくさんの幸多からんことをお祈り申し上げます。















