【志望校は「誰が決めるか」が大事です】
こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
最近、受験生と面談をしていて、ふと気になることがあります。
「〇〇高校を受けようと思います」と話す子に、
「どうしてその学校を選んだの?」と聞くと──
「友達が行くから…」
「親がそう言ったので…」
……それでいいのか?と、私は思わず心の中で叫びます。
もちろん、周囲の意見に耳を傾けることは大切です。
でも、その「選択」は、最後には自分で決めてほしい。
なぜなら、自分で選んだ道は、たとえ苦しくても踏ん張れるからです。
逆に、他人が決めた道は、つまずいた瞬間に「人のせい」にしてしまう。
「友達のせいで…」「親のせいで…」
そんなふうに、自分の人生のハンドルを他人に渡してしまっていいのでしょうか?
高校受験は、人生最初の「自分で道を選ぶ」大きな経験です。
そしてその決断こそが、これからの人生に責任を持つ第一歩になります。
たとえそれが「完璧な選択」ではなかったとしても、自分で選んだ道は正解にできる。
逆に、他人に決められた道は、たとえ条件が良くても、どこかで納得できなくなります。
【保護者の皆さまへ】
私たち大人は、つい「こうしたほうがいい」「こっちのほうが将来安心」と言いたくなります。
でも、子どもにとって大切なのは、「誰が決めたか」です。
どうか最後は、お子さん自身が納得して選べるように見守ってあげてください。
たとえ時間がかかっても、自分の言葉で語り、自分の意志で決断できたとき、
その子はきっと「本当の意味での受験生」になっています。
進む道に「絶対の正解」なんてありません。
でも、「自分で決めた道」には、前に進む力が宿ります。
私たちその一歩を、全力で応援していきます。