社会に出る前に身につけてほしい【合わせる力】

『理不尽』と感じる力が弱くなっていませんか?

社会に出る前に身につけてほしい【合わせる力】

こんにちは、

京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象

毎日塾に通える個別指導塾

遊学館の塾長の鶴崎です。

最近、子どもたちの間で「理不尽」という言葉をよく耳にします。

先生に注意されたとき、部活で上級生に言われたとき、

友達関係で意見が合わなかったとき…。

少しでも自分の思い通りにいかないと

「理不尽」と感じてしまう子が増えているように思います。

でも、本来【理不尽】とは、

「筋が通らず納得できないこと」を指す言葉です。

社会に出れば、自分の考えだけでは通らない場面が山ほどあります。

大切なのは「理不尽だからやめる」ではなく、

「どう受け止め、どう合わせるか」を学ぶことなんです。

人と関わるうえで一番大事なのは、「自分以外の基準でも動ける力」です。

学校でも職場でも、相手の考えや立場を理解して合わせる場面は必ずあります。

この力が弱いと、ちょっとした衝突で投げ出したり、

人間関係を築けなくなってしまいます。

勉強以上に【生きる力】として身につけてほしい部分です。

例えば、学校の先生が「もう少し丁寧にノートを書こうね」と言った時、

「理不尽だ!自由に書かせてよ!」と反発する子もいます。

でも、先生は「他人が見てもわかる書き方を身につけてほしい」と思っている。

その意図を理解できる子は、指導を【自分の成長チャンス】に変えられるんです。

「自分が正しい」と主張する前に、「相手はなぜそう言ったのか?」を考える。

その一歩が、社会で信頼される人への第一歩です。

理不尽に見える出来事も、成長のタネになることを、

ぜひお子さんと一緒に話してみてください。