理科の伸び悩みを解決する『逆転』の勉強法

「暗記したのに点数が取れない…」

理科の伸び悩みを解決する『逆転』の勉強法

こんにちは、

京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象

毎日塾に通える個別指導塾

遊学館の塾長の鶴崎です。

「うちの子、社会の暗記は頑張っているのに、

理科になるとなぜか点数が結びつかないんです…」

面談でこのようなご相談をよくいただきます。

実は、理科と社会は「同じ暗記教科」に見えて、

攻略法が全くの別物だということをご存知でしょうか?

今回は、理科で伸び悩んでいるお子様が、

一気に視界をひらいて「得点力」を身につけるためのヒントをお伝えします。

社会は「知識の量」、理科は「理解の質」

社会の点数が伸びない原因の多くは、単純な「基礎知識の不足」です。

覚えた量に比例して点数が上がりやすいため、

努力の結果が見えやすい教科といえます。

一方で、理科は「暗記はしているのに、テストで解けない」という現象が頻繁に起こります。

なぜなら、近年の入試理科で問われているのは「用語を知っているか」ではなく、

「その仕組みを説明できるか」だからです。

「なんとなく知っている」だけでは、理科の点数にはなりません。

 「とりあえず暗記」が一番危ない!

参考書を読んでいて分からない部分が出てきたとき、

「よく分からないけど、とりあえず丸暗記しちゃえ!」となってはいませんか?

実は、これが理科の落とし穴です。

理科は、現象の「理由」や「つながり」を理解して初めて、

応用問題に対応できる「生きた知識」になります。

説明できない知識は、入試という実戦の場では武器にならないのです。

 参考書を閉じて、まずは「問題を解く」

もしお子様が「参考書を読んでもピンとこない」と立ち止まっているなら、

無理に読み進める必要はありません。

「よく分からないからこそ、先に問題を解いてみる」

これが理科の成績を上げる近道です。

理科という教科は、問題を解くことで初めて

「あ、ここが分かっていなかったんだ!」

「この知識はこうやって使うんだ!」という

理解すべきポイント(解像度)がクリアになる仕組みになっています。

  • 読むだけ: ぼんやりとした風景を見ている状態

  • 解いてみる: ズームレンズでピントを合わせる状態

問題を解くことで、参考書を読んでいるだけでは見えなかった

「単元の本質」がハッキリと見えてくるはずです。

理科は「わかる」と一気に楽しくなる!

「暗記の壁」を越えて「理解の楽しさ」に気づけば、

理科は一気に得意教科へと変わります。

もしお子様が机の前でフリーズしていたら、

「まずは1問、クイズ感覚で解いてみようか」と声をかけてあげてください。

その1問が、深い理解への入り口になるかもしれません。

お子様の具体的な学習状況について、もっと詳しくアドバイスが必要な場合は、

いつでも教室までお気軽にご相談ください!