【中学生の勉強法】「やったのにできない」はなぜ?
成績が伸びない本当の理由と3つの基準
「うちの子、テスト前に『やった』って言うのに、いざ結果を見ると全然点数が取れていない…」
中学生のお子さんを持つ保護者様から、このようなご相談を本当によくいただきます。
「嘘をついているわけではなさそうだけど、なぜ結果に出ないのか?」と
モヤモヤしてしまいますよね。
こんにちは。
京都の桂にある進学型個別補習塾『遊学館』の塾長の鶴崎です。
私は指導歴20年の経験の中で、数多くの生徒たちの学習に向き合ってきました。
そこから見えてきた「やったのにできない」の残酷な真実。
それは、能力や才能の問題ではありません。
そもそも、本人の「やった」の基準が低すぎるのです。
今回は、成績が伸び悩む中学生が陥りがちな罠と、
本当に成績を上げるための「正しい基準」について分かりやすく解説します。
「やったつもり」の正体:1回解いただけで満足していませんか?
「やったのにできない」と嘆く生徒のノートを見てみると、
驚くほど多いのが「1回解いて、丸つけをして終わっている」ケースです。
間違えた問題の赤ペンで正しい答えを写して、
それで「勉強をやった」と思い込んでしまっています。
厳しい言い方になりますが、それはただの「作業」であり、
学力を定着させる「勉強」ではありません。
最初から効率よく1回で覚えられる魔法などありません。
成績を上げるには、まずは泥臭く量をこなすこと。
その土台があって初めて、自分なりの「効率」が見えてきます。
本当に「やった」と言える3つの厳しい基準
では、どこまでやれば「勉強をやった」と言えるのでしょうか?
結果を出す生徒たちは、無意識のうちに以下の3つの基準をクリアしています。
・問題を見た瞬間に解法が浮かぶ
「ええと、これはどう解くんだっけ…」と考えているうちは、まだ定着していません。
条件反射のように「このパターンの問題はこう解く!」と瞬時に道筋が見える状態を目指します。
・要点を自分の言葉で説明できる
「なぜその答えになるのか」を、親御さんや友達に分かりやすく説明できますか?
自分の言葉でアウトプットできて初めて、本質を理解したと言えます。
・さらに自力で再現できる
ヒントなし、解説なしのまっさらな状態で、最初から最後まで自力で正解にたどり着けるか。
これが最も重要です。
この3つが揃って、初めて「やった」と言えます。
もし「やったのにできない」と悩んでいるなら、
まずは自分自身の「やったの中身」を疑うことから始めなければなりません。
「素直さ」と「当事者意識」が成長の最大のカギ
基準を引き上げるために最も大切なものは何でしょうか?
20年以上教育現場を見てきて確信しているのは、
成績が伸びる子に共通する特徴は【素直さ】だということです。
「今のやり方じゃダメだ」「もっと基準を上げなきゃいけない」とアドバイスされた時に、
反発するのではなく素直に受け入れ、分析と対策を講じる力。
そして、「誰かに言われたから」ではなく
「自分の成績を上げるためにやるんだ」という当事者意識を持つことが、
中高生に一番身につけてほしい「独学力」へと繋がります。
家庭での衝突をなくすために
とはいえ、ご家庭で親御さんが「もっと基準を高くしてやりなさい!」と伝えても、
反発されてしまってストレスになることが多いのも事実です。
だからこそ、当塾では「勉強は塾の中で完結させる」という方針をとっています。
家は「リラックスする場所」、塾は「集中して結果を出す場所」。
塾にいる間に、この厳しい「やった」の基準に達するまでやり切ることを徹底しています。
このメリハリをつけることで「勉強しなさい!」と怒るストレスがなくなり、
ご家庭に笑顔が戻ります。
進学型個別補習塾『遊学館』では、塾長自ら全力サポートで、
生徒たちが「自分で学ぶ力(独学力)」を身につけるための指導を行っています。
お子様の「やったつもり」を抜け出し、本当の学力を育てたいとお考えの方は、
ぜひ一度学習の取り組み方を見直してみてください。














