子どもに伝えたい、「できない」と素直に言える本当の強さ

子どもに伝えたい、「できない」と素直に言える本当の強さ

中学生や高校生になると、周りの目が気になって、

つい見栄を張ってしまうことってありますよね。

「自分はもっとできるはずだ」と思いたいですし、

親や友達にカッコ悪いところを見せたくないお年頃だと思います。

でも、そんな子どもたちにこそ、ぜひ知っておいてほしいことがあります。

それは、「できないことを『できない』とちゃんと言える人は、実はすごく強い」ということです。

「できるふり」は自分を苦しくするだけ

「本当はできないのに、つい『できる』と言ってしまう」 これをやってしまうと、

後から必ず大変な思いをします。

・成果が出ない

 結局自分の実力以上のことはできないので、失敗してしまいます。

・信用が落ちる

「できると言っていたのに、やっていないじゃないか」と、周りの人をガッカリさせてしまいます。

・自分がしんどくなる

 嘘をつき続けることになり、どんどん追い詰められていきます。

見栄を張っても、良いことは一つもないんですよね。

本当は助けてほしいのに言い出せなくなって、自分を苦しめるだけなんです。

「できない」と言えると、周りが助けてくれる

反対に、「ごめん、これできないんだ」「ここがわからないから教えてほしい」と

正直に言える人はどうでしょうか。

まず、周りの人は「この子はこれが苦手なんだな」とわかります。

そうすると、無理に高いレベルを求めることがなくなりますよね。

そして、「じゃあ、ここは手伝おうか」「こうやるといいよ」と、

具体的に助けてあげることができます。

正直に伝えることで、周りからの期待がちょうどいいラインに調整されて、

手助けもしてもらえるようになります。

結果として、本人もずっと楽な気持ちで生活できるようになるんです。

素直で正直な人が、結局一番うまくいく

勉強でも、部活でも、大人になってからの仕事でも、

結果を出してうまくいくのは「素直で正直な人」です。

自分を大きく見せようと嘘をつく人よりも、自分の今の実力をそのまま認めて、

わからないことやできないことを素直に言葉にできる人の方が、周りの協力も得られますし、

確実に前に進んでいけます。

もしお子さんが「これ、できない」「わからない」と正直に言ってきたときは、

決して責めずに「よく正直に言えたね」とまずは受け止めてあげてください。

親御さんがその姿勢を認めてあげることで、子どもたちは無理に自分を飾ることなく、

安心して物事に取り組んでいけるはずです。