高校生になっても教科書が読めない子が増えている現実
こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
最近、学校の先生方からよく耳にするのが、
「高校の教科書が読めない子が本当に増えている」という声です。
理由のひとつは、中学時代に『受験勉強をしてこなかった』こと。
推薦で高校に進んだ子は、それ自体は立派なことですが、
入試問題に取り組んで「わからない言葉を調べる」「長い文章を読み解く」
といった経験を積まないまま高校生になるため、
読解力や語彙力が鍛えられないまま進学してしまうのです。
結果、高校の授業では本来なら教科書を使うところを、
先生が『もっと簡単にしたプリント』に置き換えざるを得なくなる…。
つまり、いつまでも「やさしい文章」しか読めない状態に。
実はこれ、大学入試どころか社会に出たときにも響いてきます。
なぜなら、説明文やマニュアル、契約書といった『難しい日本語』を
読み解ける力がないからです。
だからこそ、中学生のうちに「受験勉強を通して」
語彙力や読解力を鍛えておくことが何より大切です。
受験勉強とは『合格のため』だけでなく、
『その先に必要な力を育てる』ための訓練でもあるのです。
塾長の想い
20年以上、生徒たちを見てきましたが、
「中学で楽をした子ほど、高校で苦しむ」
これは揺るぎない事実です。
だからこそ今の時期、しんどくても『受験勉強』に取り組む意味があります。