教科書を読む子が伸びる理由

教科書を読む子が伸びる理由

意外と見落とされがちな「基本動作」

こんにちは、

京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象

毎日塾に通える個別指導塾

遊学館の塾長の鶴崎です。

塾で指導していると、事あるごとに生徒に

「まず教科書を開こう」と声をかけます。

「え…教科書を読むように言われたこと、ほぼありません」

と返ってくるのです。

最近は学校に置きっぱなしのお子さんも多く、

教科書を家で開く機会が減っているのは事実。

でも、実はこの【教科書を丁寧に読む】という行為こそ、

学力の土台になる「基本動作」なんです。

 成績が伸び悩む子ほど、教科書を読んでいない

成績が安定しないお子さんを見ていると、ある共通点があります。

それは、「教科書をほとんど読んでいない」ということ。

わからないまま学校のワークに取り組み、

解けない → 答えを見る → 赤で写す → 終わった気になる…

こうしたパターンに心当たりのあるご家庭、意外と多いのではないでしょうか。

でも、このやり方では「量はこなした気になる」だけで、

知識はほとんど定着しません。

お母さんから見ても、「たくさんやってるみたいだけど、点数に反映されない」という

状態に陥りがちです。

 勉強のスタート地点は「理解」。そのための地図が教科書

ワークは【問題演習】です。

問題を解くには、前提として「内容を理解している」必要があります。

その理解をつくるのが、まさに教科書。

  • 何が大事なのか

  • どういう順番で覚えていくのか

  • なぜそうなるのか

これらが一番わかりやすくまとまっているのは、やっぱり教科書なんです。

 教科書を読むようになった子は、本当に伸びる

実際、成績が上がる子ほど【教科書をよく読む子】です。

「読む → わかる → ワークを解ける → できた感覚がつく → 自信がつく」

この循環が回り始めてから、一気に表情が変わっていきます。

 お母さんへ ― 今日できるサポート

もしお子さんが勉強で迷子になっているように見えるなら、

まずはこう声をかけてみてください。

「ワークの前に、教科書を一緒に1ページ見てみよう」

この一言だけで、お子さんの学習のスタート地点が整い始めます。

そして塾では、教科書を読み、理解し、問題演習に進むという

【当たり前の土台】を丁寧に作っていきます。

お母さんと塾が同じ方向を向くことで、お子さんは必ず変わります。