「叱られる」ことも「怒られる」ことも、実は成長のチャンス。
こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
最近、子どもたちを見ていて感じるのは
「叱られた経験」や「怒られた経験」が極端に少ないということです。
「叱る」と「怒る」は本来、別のものです。
叱るのは【相手のため】であり、怒るのは【自分の感情】によるもの。
それでも実は、どちらの経験も子どもにとっては必要なんです。
悪いことをして叱られる。
無礼なことをして相手を怒らせてしまう。
そういう経験を通して、
初めて「自分の行動が人にどう影響するか」を学びます。
それが、思いやりや人間関係の感覚につながっていくんですよね。
でも今の子どもたちは、失敗する前に大人が先回りしてくれる。
叱られる前にフォローが入る。
怒られるような場面すら避けられている。
結果、「痛みのある経験」が極端に少なくなっています。
そしてそれが、行動の軽さや人との距離感のズレにつながっている気がします。
失敗も、叱られることも、怒られることも
実は全部「成長の材料」なんです。
だから、叱ることを恐れすぎないでください。
そして、怒られる経験をしたときは、
「またひとつ成長のきっかけをもらったんだな」と見守ってあげてください。
子どもたちは、【失敗できる環境】の中でしか、本当には強くなれませんから。