【夏期講習28日目】
「持ってる能力」よりも、「使い切った夏」
こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
今日も教室の中には、真剣な顔が並びました。
休み期間中に気合いを入れて、分厚いテキストをやり切った子。
9時間、集中を切らさずに机に向かい続けた姿は、
見ていてこちらも胸が熱くなります。
一方で、「今日は帰りま〜す」と軽い調子で2時間だけで切り上げ、
早々に帰った子もいました。
実は、元々の学力や持っている知識量は後者の子の方が上なんです。
しかし——夏休み後の成績を思い浮かべると、結果は目に見えています。
なぜなら、この1か月で積み上がる力は「もともとの力」ではなく、
この期間にどれだけ自分を追い込んでやり切ったかで決まるからです。
勉強はマラソンに似ています。
才能や持久力があっても、走る距離を半分にしたらスタミナはつきません。
逆に、元は遅くても、走り切った人間は確実に強くなる。
夏期講習の終盤戦、今この瞬間の頑張りは、9月以降の成績にダイレクトに響きます。
もしお子さんが「今日はもういいや」と早めに帰る選択を繰り返しているなら、
それは才能を削っているのと同じこと。
持っている能力を活かせるかどうかは、この夏の過ごし方で決まります。
残された数日、ここからが本当の勝負です。