【夏期講習29日目】
失敗は『終わり』じゃなく、次の『始まり』にできるかどうか。
こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
お母さん。
お子さんが何かで失敗したとき、どう声をかけていますか?
勉強でも、部活でも、友達とのやり取りでも――
失敗は誰にでもあります。
私も、これまで多くの生徒を見てきましたが、
「失敗しなかった子」なんて一人もいません。
けれど、決定的な違いがあります。
それは――その失敗から学んだかどうか。
たとえば、
模試で大きく点数を落とした子がいました。
本人はショックを受け、落ち込みました。
でも彼は「何が原因だったのか」をとことん掘り下げ、
苦手な単元を夏の間にやり直した結果、
次の模試で大きく挽回しました。
一方、同じように失点した別の子は、
「まあ次は頑張る」とだけ言って、
原因を振り返らず、同じ単元を放置。
統括テストでもまた同じミスを繰り返しました。
この差が、最終的に合否を分けます。
失敗そのものは、実はそこまで問題じゃないんです。
学ばず放置することこそが、本当の問題です。
同じ穴に二度も落ちる――
それはもう『不運』ではなく、『準備不足』です。
夏期講習も終盤。
今こそ「この夏にやらかした失敗リスト」を
一緒にお子さんと確認してください。
プリントのやり忘れ、暗記不足、
時間配分のミス――全部が財産になります。
お子さんが「失敗を次の成長の材料に変える力」を
この夏のうちに身につければ、
この先の受験だけでなく、人生でも大きな武器になります。
失敗は終わりじゃない。
学んだ瞬間、それは次へのスタートになります。