夏期講習9日目

【夏期講習9日目】

「締切を守れない子」に不安を感じる保護者の方へ

こんにちは、

京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象

毎日塾に通える個別指導塾

遊学館の塾長の鶴崎です。

「うちの子、いつもギリギリにならないと動かないんです」

「提出物も『とりあえず出した』という感じで、どうにも計画的じゃなくて…」

保護者の方との面談で、こうしたお悩みをよく耳にします。

親としては、「もう中学生なんだから、少しは自分で考えて行動してほしい」

そう願う一方で、現実はなかなかそうはいかない。

つい口うるさく言ってしまって、親子関係がぎくしゃくすることもありますよね。

でも、実はその「ギリギリでしか動けない」というのは、

本人のやる気の問題ではなく、「締切を意識して行動する力」が

まだ育っていないだけなのかもしれません。

勉強というのは、ただ知識を詰め込むだけのものではありません。

特に受験勉強には『締切』があります。

「入試日」という、絶対に動かせないゴールがある中で、

限られた時間をどう使うか――

これはまさに、計画力と実行力を試される勝負です。

最初はうまくいかなくても大丈夫。

時間配分が下手な子、計画倒れになりがちな子には、こちらから伴走しながら

「何から手をつければいいか」

「どれくらいのペースで進めれば間に合うのか」

そうした感覚を一緒に体で覚えていくようにしています。

実際に、今までは『ギリギリ組』だった子が、

「今回は早めに終わらせたよ」

「次はもっと早く終わらせて、もう一回復習してみる」

そんな風に自分で動き出せるようになる場面も、少しずつ増えてきました。

受験に強い子とは、「一夜漬けでなんとかする子」ではなく、

「期限を逆算し、準備して、やりきる力を持つ子」です。

この夏は、学力と同時にその力を育てる大きなチャンス。

焦ることはありません。

一緒に、少しずつ伸ばしていきましょう。

ご家庭でも、

「いつまでに終わらせる予定なの?」

「間に合いそう?ペースは大丈夫?」

そんな風に、『結果』ではなく『過程』を尋ねてあげてください。

遊学館も、保護者の皆さまと連携しながら、

子どもたちの「自分でやりきる力」を育てていきます。