「〇年生ぐらいまでは成績が良かったのに…」
いきなり成績が落ちる子によくある特徴
「〇年生ぐらいまでは成績が良かったのに、どんどん成績が落ちていっているんですよ」
塾の面談をしていると、別の塾から移ることを考えている保護者の方から、
こういうお話を本当によく聞きます。
実際に学校のテストの点数や模試の偏差値がどんどん下がってしまって、
なかには中学1年生の最初の模試と、中学2年生の最後の模試で、
偏差値が15も下がってしまった生徒さんも過去にいました。
親御さんからすると、本人がまったく勉強していないわけではないのに、
どうして急にこんなことが起こるのか不思議ですよね。
普段からたくさんの生徒さんを見ていると、ある時期から成績が急に落ちてしまう子には、
いくつか共通する特徴があることに気がつきました。
今回は、その特徴を紹介したいと思います。
1. 答えだけをただ丸暗記している
1つ目は、理由を考えずに言葉や答えだけをそのまま覚えているという特徴です。
小学校のテストや、中学1年生の最初のころは、単語や公式をそのまま暗記するだけでも、
ある程度の点数が取れます。
ですが、学年が上がると問題が少しずつ複雑になってきます。
「なぜこの公式を使うのか」「どうしてこの答えになるのか」という理由をわかっていないと、
少し問題を変えられただけで、どうやって解けばいいのかわからなくなってしまうんです。
学年が上がるごとに覚える量も増えていくので、
ただ暗記するだけのやり方では覚えきれなくなり、成績が落ちてしまいます。
2. テストの直前にしか勉強しない
2つ目は、普段は勉強せず、テストの数日前になってからあわてて勉強を始めるという特徴です。
これも中1の最初のころまでは、テストの範囲がせまいので、
直前にたくさん勉強すればなんとかなることが多いです。
ですが、中学2年生、3年生と進むにつれて、テストの範囲はどんどん広くなり、
習う内容も難しくなります。
数日前に勉強を始めても、教科書の内容を理解するだけで時間が終わってしまい、
問題を何度も解いて自分でスラスラできるようになるまでの時間が
全然足りなくなってしまうんです。
3. 間違えた問題をそのままにしている
3つ目は、問題集を解いたあとに、間違えた部分の直しをしていないという特徴です。
ワークや問題集を解いて丸つけをしたあと、
赤ペンで正しい答えを書き写して終わりにしている子はとても多いです。
答えを書いたことで、なんだか勉強をしっかり終わらせた気持ちになってしまうんですね。
でも、自分がなぜ間違えたのかを確認して、もう一度自分の力だけで解き直すことをしないと、
実際のテストで同じ問題が出たときに、また同じように間違えてしまいます。
お子さんの普段の勉強の様子を見ていて、思い当たることはありましたか?
成績が急に下がってしまうと、
「うちの子は勉強が苦手なのかも」と不安になってしまうかもしれません。
でも、決してその子の能力が低いわけではないんです。
学年が上がって勉強の量が増えたり難しくなったりしているのに、
勉強のやり方が昔のまま変わっていないことが、成績が落ちてしまう一番の原因です。
もし「最近なんだか成績が下がってきたな」と悩んでいる場合は、
テストの点数だけを見るのではなく、
「家でどんなふうに勉強をしているか」をぜひ一度一緒に確認してみてくださいね。













