子どもが勉強しないと困るのは「本人だけ」ではありません

子どもが勉強しないと困るのは「本人だけ」ではありません

こんにちは!

京都市西京区桂にある進学型個別補習塾『遊学館』の塾長の鶴崎です。

指導歴20年以上、これまでたくさんの生徒たちや保護者の方々と接してきましたが、

面談などでこんな言葉をよくお聞きします。

「勉強しないとあとで困るのは自分なんだから、もう本人の好きにさせます」

毎日言っても勉強しないお子さんを見ていると、そう言いたくなる気持ちは本当によくわかります。

でも、今日はあえてはっきりとお伝えします。

「勉強せずに知識がないまま大人になって困るのは本人だけ」というのは、実は間違っています。

本当は、周りの人がとても困ることになります。

社会に出て働くようになると、他の人と一緒に仕事をします。

そこでは、渡された資料の文章を正しく読んだり、その場の状況を見て自分で考えたり、

基本となる知識をもとに判断したりすることが必ず求められます。

もし、学生時代に勉強を避けてきて、基礎的な知識や、文章を読み取る力、

考える力が足りないまま社会に出たらどうなるでしょうか。

仕事の指示を読み違えて間違った行動をとってしまったり、

何度説明されても理解できなかったりします。

そうなると、本来ならやらなくていいはずのフォローや、失敗の尻拭いを、

職場の同僚や先輩がしなければならなくなります。

本人が避けてきた勉強の不足分を、周りの人が時間と労力をかけて補うことになってしまいます。

これは、学生時代にしっかり勉強していれば回避できた問題です。

国語の勉強で文章を正しく読む練習をする。

数学の勉強で答えまでの順序を考える。

これらはすべて、大人になってから周りの人に迷惑をかけず、

自分の仕事をきちんとこなすために直接必要になる力です。

勉強しないことの不利益を背負うのは、決して本人だけではありません。

だからこそ、大人は「困るのはあなただよ」と突き放すのではなく、

大人になって周りの人と協力して働くために、今ここで勉強に向き合うことが必要なんだと、

根気よく伝えていく必要があります。