悩むより、まず一歩。成果を出す子の共通点とは?
こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
今回は「なかなか行動に移せない中学生」について、
保護者の皆さまと一緒に考えていきたいと思います。
悩む子どもは、悩むこと自体を楽しんでいる?
「うちの子、いつも『どうしようかな…』って考えてばかりで、全然動かないんです」
保護者面談でよく聞く言葉です。
これは決してその子が『怠けている』わけではありません。
ただ、「悩むこと=考えていること」と誤解してしまっているケースが多いのです。
けれど実際には、行動しないままの思考には、答えも成果もついてきません。
やる前からいくら考えても、現実は変わらないからです。
成果を出す子は「やりながら考える」
成績を伸ばす子、部活で結果を出す子に共通するのは、「まずやってみる」力です。
完璧な準備なんて待っていたら一生できません。
彼らは、とりあえず始めてみて、出てきた課題をひとつずつ潰していきます。
そして、「やることがなくなるまで、できることをやる」という姿勢で取り組み続けます。
行動のサイクルが「自己効力感」を育てる
この「小さな実行→課題発見→改善→また実行」の繰り返しが、
子どもの中に「自分はやればできる」という自己効力感を育てていきます。
逆に、「まだ準備できていない」「失敗したくない」という理由で止まっていると、
行動しないことが習慣になり、さらに自信を失う悪循環に入ってしまうのです。
保護者にできることは「促す」より「見守る」
親としては、「なんでやらないの?」「早く始めなさい」と言いたくなりますよね。
けれど、子どもが自分の意志で一歩踏み出すことが大切です。
そのためには、「悩む前に、まずやってみるといいよ」とシンプルに伝えて、
あとはそっと背中を押してあげること。
そして、たとえ失敗しても「やってみたこと」を認めてあげることです。
やることがなくなるまで、やり続ける
成績アップも、人間的な成長も、特別な才能ではなく
「やるべきことを、やれるだけやったかどうか」で決まります。
中学生のうちに「悩む前に動く」という習慣を身につければ、
この先どんな壁にぶつかっても、自力で乗り越える力になります。
「悩んでばかりの我が子が心配…」と思ったときには、
まずは「一歩動けば変わるかもよ」と、声をかけてあげてください。