【中高生の親御さんへ】
「自分はヤバい」と気づけない子が、将来生きづらくなってしまう理由
こんにちは!
京都市西京区桂にある進学型個別補習塾『遊学館』の塾長の鶴崎です。
中学生や高校生のお子さんを育てていると、
「この子、自分の状況を全然分かってないな」と心配になること、ありませんか?
親が注意しても「ちゃんとやってる!」「話聞いてるってば!」と反発してくること、
毎日のようにありますよね。
実は、自分のダメなところに対して「自分、今のままじゃヤバいな」と感じることができない人は、
自分のことを実際よりも高く評価してしまう傾向があるんです。
今日はこのことについて、少しお話しさせてください。
たとえば、人の話を聞くときのことです。
本人は「自分はしっかり人の話を聞けている」と思い込んでいても、
周りの人からすると「全然話を聞いてくれない」「自分の意見ばかり押し通そうとする」と
思われていることってありますよね。
このように、周りからの見え方と自分の思い込みにズレがある人は、
どうしても自己中心的な人だと思われてしまいます。
本人は「聞いているつもり」なので、なぜ周りから怒られたり、
お友達とトラブルになったりするのか理解できません。
もう一つよくあるのが、「頑張っている」という思い込みです。
勉強でも部活でも、本人は「自分はすごく頑張っている」と思っていても、
周りの人から見ると「口だけで全然行動していない」「ダラダラしているだけ」と
思われているケースです。
「明日から本気出す」「やろうと思えばできる」と言いながら、実際にはスマホばかり触っている。
親としては「どこが頑張ってるの?」と突っ込みたくなりますよね。
これも、自分への評価が高すぎて、実際の自分の行動が見えていない状態です。
こういうことが続くと、周りからは「あの人は口だけの人だ」と信用されなくなってしまいます。
ここで、人生の大きな分かれ道がきます。
「あ、自分って人の話を聞けてなかった。ヤバいな」とか、
「口だけで全然行動できてなかった。このままじゃヤバい」と自分で気づける人は大丈夫なんです。
自分のダメな部分に気づいて「ヤバい」と思えることは、実はすごく良いことなんですよね。
なぜなら、自分で気づくことができれば、そこから行動を変えて、
自分を直していくことができるからです。
失敗しても、反省して次に生かすことができます。
でも、本当に心配なのは、これに全く気づけない人です。
「自分はちゃんとできている」「自分が正しい」「周りの人が分かっていないだけだ」と
思い込んでいると、自分の行動を振り返ったり、変えたりしようとしません。
そうするとどうなるかというと、どんどん周りの人との関係が悪くなっていきます。
人から注意されても不満しか感じないし、周りの人はそのうち注意すらしてくれなくなり、
呆れて離れていってしまいます。
結果として、大人になって社会に出たときに、誰ともうまくやっていけず、
誰も助けてくれないという状況になり、ものすごく生きづらくなってしまうんです。
子どもが「自分は正しい」と主張しているとき、
親としてはつい「いや、あなたは間違ってる!」と真正面から否定したくなりますよね。
でも、頭ごなしに否定すると、子どもはもっと意固地になってしまいます。
まずは「あなたはそう思ってるんだね」と本人の気持ちを受け止めた上で、
「でも、周りの人からはこんな風に見えちゃうこともあるんだよ」と、
事実だけを落ち着いて伝えてあげるのがいいかもしれません。
子ども自身が「今の自分、ちょっとヤバいかも」と自分で気づけるようになるまで、
親としてはもどかしいですが、根気よく見守りながらお話ししていきたいですね。














