なぜ、お子さんの周りには「今の成績と同じレベル」の友達が集まるのでしょうか?
こんにちは!
京都市西京区桂にある進学型個別補習塾『遊学館』の塾長の鶴崎です。
指導歴20年以上の中で、本当にたくさんの生徒たち、そしてそのお友達関係を見てきました。
その中で、中学生や高校生のお子さんを持つお母さん、お父さんに、
どうしても知っておいていただきたい「友達関係と成績の本当のつながり」についてお話しします。
よく世間では「人は、いつも周りにいる人に似てくる」と言われます。
いつもネガティブな発言ばかりしている人の周りには、
やっぱりネガティブな人が集まっていますし、いつも誰かの文句を言っている子の周りには、
一緒になって文句を言う子が集まっています。
逆に、ネガティブな発言ばかりする人と話していて「なんだか嫌だな」
「気分が悪くなるな」と感じる人は、自分からその人から離れて、
ネガティブな人がいない別の場所へ行きますよね。
これについて、多くの人は
「周りの人がそういう人たちだから、一緒にいるうちに自然と自分が周りの平均になってしまった」
と解釈しています。
つまり、周りの環境のせいだと考えている人がとても多いのです。
でも、厳密には違います。
本当は、「自分が心地よいと感じる自分の基準と、全く同じ基準を持っている人を、
自分自身で選んで周りに置いている」というのが真実なんです。
中学生や高校生の学校生活をそのまま思い浮かべてみてください。
たとえば、テスト前になっても「全然勉強してないや、まあいいか」と思っている子は、
「私も全然やってない!」と言ってくれる友達と一緒にいる時間が一番安心します。
なぜなら、自分の「これくらいでいいや」という低い基準を、
そのまま肯定して認めてくれるからです。
もしそのグループの中に、毎日圧倒的な量の勉強をこなして、
本気で次のテストの点数を上げようとしている子が混ざっていたらどうなるでしょうか。
その子は「全然勉強してない」と笑い合っている会話を聞いたら、すごく居心地が悪くなります。
そして、自分からその場を離れていきます。
最終的には、自分と同じように素直に努力している子たちのところへ向かうのです。
つまり、ネガティブな人が集まっているのは、勝手に集まったわけではありません。
前向きな人がその場に居られなくなって立ち去り、
結果として「同じ基準の人だけが残った」ということです。
これは成績や勉強に対する姿勢も全く同じです。
自分自身の考え方や行動の基準が、他の人とは全く違うくらい突き抜けて高くない限り、
大抵は今の自分と全く同じレベルの人とずっと一緒に過ごすことになります。
自然に環境が出来上がるのではなくて、
お子さん自身が「今の自分のままで安心できる人」を無意識のうちに選んでいるんです。
私がずっと教育の現場を見てきて、成績を大きく伸ばし、
目標を達成していく子どもたちには共通点があります。
それは、どこかのタイミングで「自分自身の基準」をはっきりと高く変えているということです。
今まで一緒にいた友達と話が合わなくなるくらい、自分の行動を変える。
勉強にかける時間を圧倒的に増やす。
そうやって自分の考え方や基準が高くなると、
今まで一緒にいた「勉強しない友達」と過ごす時間が少しずつ苦痛になってきます。
そして、新しい基準に合った、もっと頑張っている人たちと自然と一緒にいるようになります。
もし、お子さんの今の結果を変えたい、行動を変えたいと思うなら、
周りの友達を変えようとするのではなく、
まずは「お子さん自身の基準」を少し無理してでも高く設定することが必要です。
自分が変わるからこそ、付き合う人が変わり、結果として周りの環境が変わっていきます。
私たち大人の世界でも同じですよね。
不満ばかり言う人の周りには不満を言う人が残り、
前向きに行動する人の周りには行動する人が残ります。
遊学館でも、生徒たちが「今の自分より少し高い基準」を当たり前にしていけるように、
日々の声かけや指導を塾長自ら全力でサポートしています。
まずは目の前の勉強に素直に向き合い、圧倒的な量をこなす。
その行動の変化が、お子さん自身の基準を引き上げ、
最終的にはお互いを高め合えるような素晴らしい人間関係を作っていくと信じています。














