【夏期講習11日目】
「やらされる」勉強に意味はあるのか?
こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
夏期講習も11日目を迎えました。
毎日顔を合わせている中学生たちの表情が、少しずつ変わってきました。
最初は「言われたから来た」「親に勧められたからやってる」という雰囲気だった子も、
今では自分から質問をし、黙々と課題に向き合っています。
でも、ここまで来るまでには、葛藤もあったと思います。
「周りに何を言われたか」ではなく、「自分がどうしたいか」
中学生のうちは、まだまだ他人の意見に揺れやすい時期です。
「そんなの無理じゃない?」
「勉強してもどうせ変わらないよ」
「部活もあるし、受験は来年でいいじゃん」
周りからこんな声をかけられることもあるでしょう。
あるいは、親である私たち大人も、
無意識に「そんなことしてどうするの?」と
可能性にブレーキをかけてしまうことがあります。
でも、それで気持ちが揺らぐくらいなら、
正直、それは「本気でやりたいこと」ではないのかもしれません。
だからこそ、心の底から「やりたい」と思えたら、やるべきです
たとえ誰に反対されても、自分の中に芽生えた「本気で変わりたい」という気持ちがあるなら、
それはもう立派な原動力です。
勉強でも、部活でも、夢でも、なんでもそう。
「やれと言われたからやる」ではなく、
「やりたいからやる」になった瞬間、子どもはぐんと伸び始めます。
今、目の前にいる子どもたちの変化は、本物です
私は、机に向かう子どもたちの背中を毎日見ています。
自分の意思で来ている子の目は違います。
言われたからやっている子と、自分で決めてやっている子。
その違いは、努力の質にハッキリと表れます。
この夏、子どもたちの中に「自分で選んで動く力」が育ち始めているのを、
ひしひしと感じています。
最後に保護者の皆さまへ
親として「この子に合ってるのかしら」「ちゃんと続けられるのかしら」と不安に思う気持ちは、
とてもよくわかります。
でも、もしお子さんが「やりたい」と言っているのなら、どうか応援してあげてください。
それがどんなに小さな「やりたい」であっても、自分で決めて踏み出した一歩には、
何物にも代えがたい価値があります。
誰かに言われたからやるんじゃない。
周りの空気に流されてやめるんでもない。
「自分が決めたから、やる」――
そんな覚悟を、この夏、子どもたちは手に入れようとしています。
私も全力で、その背中を支えていきます。