夏期講習12日目「誰にも迷惑かけていないから別にいいじゃん」

【夏期講習12日目】

「誰にも迷惑かけていないから別にいいじゃん」

こんにちは、

京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象

毎日塾に通える個別指導塾

遊学館の塾長の鶴崎です。

夏期講習も12日目です。

「宿題をやっていなくても、授業中ふざけていても、

別に誰かに迷惑かけてるわけじゃないし。」

最近、こういう言葉を学校でよく耳にします。

これは明らかに、「自分の行動の基準が『他人に迷惑かけるかどうか』にある子どもたち」

の発言です。

確かに、誰かを直接傷つけているわけではないかもしれません。

でもそれって、本当に『悪くない』と言えるのでしょうか?

本来の行動基準は「自分を成長させるかどうか」であるべき

勉強も宿題も、やるのは自分の未来のため。

真剣に授業を聞くのは、自分が知識や力を身につけるため。

なのにそれを、「誰かに迷惑をかけていないから」という

他人軸で判断している子が少なくありません。

こういう子たちは、自分の成長や夢を、自分の行動の基準にしていないのです。

行動基準の低さが将来の選択肢を奪う

「周りに迷惑かけてないから大丈夫」と言っているうちは、

自分の可能性を自分で狭めてしまっていることに気づけません。

学力が伸びないのは、才能や努力の差以前に、

「どんな基準で行動を決めているか」の違いが大きいのです。

保護者の方へ

「うちの子、宿題やってないけど、先生に怒られてないし…」

「まぁ人に迷惑かけてないなら、いいか…」

そう思ったことはありませんか?

でもそれが、子どもの行動基準のハードルをどんどん下げているかもしれません。

今必要なのは、「迷惑かけてないかどうか」ではなく、

「自分が目指す未来に必要なことをしているか」という問いかけ。

この夏、遊学館では子どもたち一人ひとりに、

「自分の行動基準」を見つめ直してもらっています。

やらされる勉強ではなく、

自分の未来に責任を持って行動できるようになること。

それが、夏期講習の本当の価値だと思っています。