『わらない』と『どこがわからない』の違い

『わらない』と『どこがわからない』の違い

こんにちは、

京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象

毎日塾に通える個別指導塾

遊学館の塾長の鶴崎です。

お母さん。

お子さんが勉強でつまずいたとき、

こんな言葉を口にしたことはありませんか?

「もう全部わからん…!」

実はこれ、できない子の典型的な口ぐせなんです。

一方で成績が伸びていく子は、こう言います。

「ここまではできたけど、この問題のこの部分がわからない」

つまり、「どこからわからないのか」を自分で見つけようとする姿勢があるんです。

質問の質が、思考の深さをつくる

よく「質問できる子は伸びる」と言われますが、

ただ聞けばいいわけではありません。

「質問の質」こそが大切です。

「なんで?」とざっくり聞くよりも、

「ここまで考えたけど、この先がつながらない」

という質問ができる子は、思考を深められる子です。

「先生が全部教えてくれればいいのに」という声も…

中には「結局、先生が全部教えればいいだけじゃないか」と

思われる方もいるかもしれません。

でも本当の目的は「教わること」ではありません。

「できるようになること」「自分で考える力を身につけること」がゴールです。

先生が全部答えを与えてしまうと、

その場は解決できても『考える力』は育ちません。

そして次に同じ壁が来たとき、

また「全部わからない…」に戻ってしまうのです。

塾で大切にしていること

遊学館が大事にしているのは、ただ解答を伝えることではなく、

「自分でどこまでわかっていて、どこからが課題なのか」を一緒に見つけていくこと。

それができるようになると、

お子さんは学力だけでなく『考える習慣』そのものを身につけていきます。

お母さんへ

「全部わからない」という言葉の裏にあるのは、不安と投げやりな気持ち。

そこを「どこからわからない?」とやさしく問い返してあげることが、

思考のスイッチを入れる第一歩になります。

お子さんが「できる質問」を投げられるように、私も一緒にサポートしていきます。