夏期講習25日目「勉強のやり方が分からない」という本音

【夏期講習25日目】

「勉強のやり方が分からない」という本音

こんにちは、

京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象

毎日塾に通える個別指導塾

遊学館の塾長の鶴崎です。

お母さん、よく耳にしませんか?

「勉強のやり方が分からない」

――これ、便利な言葉なんです。

多くの子は「やり方が分からないから、できないだけなんだよ」

と自分に言い訳します。

でも本音は、

「やり方が分からない」=「今はやらなくても仕方ない」という免罪符。

もっと言えば、もし本当にやり方を教えられてしまったら、

その瞬間から『やらなきゃいけない』状態に変わります。

それがイヤなんです。

だから「知らないまま」が一番楽なんです。

私たち指導者からすれば、その瞬間が最大の壁です。

やり方を知ることは簡単です。

問題は、「知ったあと、やる覚悟があるかどうか」。

本当に伸びる子は、やり方を聞いたらすぐにやります。

やってみて、失敗して、また聞いて、修正して

――その繰り返しで力をつけていきます。

逆に、やり方を聞いても「ふーん」で終わる子は、

現状維持どころか下降線をたどります。

「分からないからできない」ではなく、

「分かってもやらないからできない」状態に陥ってしまうのです。

お母さん、もしお子さんが「やり方が分からない」と言ったら、

ただ方法を教えるだけで終わらせないでください。

その先の『実行』まで見届けてあげてください。

夏休みは残りわずか。

『知らないふり』の安全地帯から引きずり出してあげるのは、

今しかできません。

本気でやり方を知り、本気で動き出した子は、

この夏だけで大きく変わります。

「分からないからできない」を、「分かったからやった」に

変える夏にしましょう。