【夏期講習15日目】
察してくれる人は、いなくなる。だから今、動ける子に。
こんにちは、
京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象
毎日塾に通える個別指導塾
遊学館の塾長の鶴崎です。
中学生の間は、先生も親も、
なんだかんだ「察して」くれます。
困っていれば声をかけてくれたり、
期限が近づけばリマインドしてくれたり。
だから、本人がぼんやりしていても、
周囲のサポートで回ってしまう場面が多い。
でも高校に進むと、世界は一変します。
授業についていけなくても、寝ていても、
宿題を出さなくても――
誰も教えてくれません。
指摘もしてくれません。
「本人の責任」「自己管理が基本」という、
完全に自律型の世界になります。
このとき、自分から動けない子は一気に置いていかれます。
それを防ぐには、今のうちから「自分で動く力」を育てるしかありません。
では、毎日横に先生をつければいいのか?
マンツーマンでずっと管理してくれる塾に通えばいいのか?
もちろん、それも一つの方法です。
でも、それを高校3年間ずっと続けるとなると……
費用も、時間も、とてつもなくかかります。
それよりも中学生のうちから、今のタイミングで
「適切な塾で、必要な支援を受けながら、自分で動く力を育てる」方が
よほどコスパもタイパもいい、というのが私の結論です。
塾は「勉強を教わる場所」と思われがちですが、
本質はむしろそこではありません。
本人の中に「考える力」「決める力」「動く力」を育て、
将来、外からの支援がなくても自分で走り続けられる土台を作る場所なのです。
高校に入ってから焦るのでは、間に合わないこともあります。
「今やっててよかった」――
そう思える準備を、中学の今、この夏に始めることが大切です。
今日も夏期講習15日目。
生徒たちは、自分で課題を見つけ、自分で動こうとしています。
その姿を見ていると、塾に通わせてくださっている保護者の皆さまにも
「この選択は正解だった」と思っていただける、そう確信しています。