夏期講習19日目 やらなかった後悔は、取り返せない

【夏期講習19日目】

やらなかった後悔は、取り返せない

こんにちは、

京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象

毎日塾に通える個別指導塾

遊学館の塾長の鶴崎です。

「やっぱり受けとけばよかった…」

その一言を、どれだけの受験生が口にしてきたでしょうか。

数年前、ある中3の子がいました。

彼は部活を引退したばかりで、夏の講習には参加せず、

自分のペースで勉強することを選びました。

「自分でやれるから大丈夫」と言って。

でも、夏が明けた9月、統括テストで大きく点数を落としました。

本人も焦っていましたが、何よりも表情が暗かったのは、

「あの夏を、勉強に使わなかった自分」への悔しさでした。

そんな彼に、実は夏前、友達を一人紹介されていました。

「この子も中3なんで、一緒に見てもらえませんか?」と。

紹介された子は講習をフルで受講し、必死で食らいついてきました。

眠い目をこすりながら、解けなかった問題を一つずつ克服していく姿は、

本当に見ていて胸を打たれるものでした。

そして9月、統括テスト。

紹介してくれた子の点数を、紹介された子が追い越したんです。

点数の差、30点以上。

その瞬間、紹介してくれた彼は、小さな声でこうつぶやきました。

「やっぱり、受けとけばよかったな…」

取り戻せない夏。

やらなかった自分を責める気持ち。

あの時、「やるべきだった」とわかっていても、時間だけはもう戻ってきません

講習って、魔法じゃありません。

でも、「自分が本気になれる時間」を確保するという意味では、

確かに特別な時間です。

特に中3にとって、この夏の過ごし方は、受験に直結します。

もう一度言います。

受験に、直結しています。

部活を引退して、何となく息抜きしていたい時期かもしれません。

でも、それはライバルも同じ。

そのライバルたちが、夏の間に一歩、二歩と先に進んでいくんです。

あとから焦っても、時間は戻せません。

後悔が一番しんどいのは、「やらなかったこと」への後悔です。

夏期講習もあと20日あります。

まだ間に合います。

そして、この夏をやりきった子だけが、秋以降に本当に伸びます。