夏期講習21日目 結局、「すぐ行動できる子」が伸びていく

【夏期講習21日目】

結局、「すぐ行動できる子」が伸びていく

こんにちは、

京都 西京区 桂の桂中・桂川中対象

毎日塾に通える個別指導塾

遊学館の塾長の鶴崎です。

夏期講習もいよいよ折り返しを過ぎ、教室内では生徒の「差」が見え始めてきました。

学力の差、理解度の差――もちろんそういった側面もありますが、

今、最もはっきりしてきたのは「行動できるかどうかの差」です。

▼「言われたら、すぐやる」子は強い

授業中、アドバイスをした瞬間に手を動かす子。

演習中、「あれ?」と疑問を持ったらすぐ質問に来る子。

自習中に「こうやってやるといいよ」と言われたら、即その通りにやってみる子。

この『行動の早さ』が、成績の差に直結しているのを、私は毎年、目の当たりにしています。

▼逆に「わかってはいるんだけど…」の子は、なかなか伸びない

「いい話を聞いた」とは言うけれど何もしない。

「なるほど」とは言うけれどノートは変わらない。

「やったほうがいいのはわかるんですけど」と言いつつ、今日も手をつけていない。

こういう子は、残念ながら成績に反映されにくいのです。

いくら本を読んでも、いい話を聞いても、結局『やらない子』は『何も変わらない子』。


▼行動する力は、才能じゃない

大事なのは「すぐ動けること」――これに尽きます。

でもこれは、生まれつきの才能ではありません。

「すぐ行動する子」は、

・家庭で『すぐやる』ことが当たり前になっている

・「行動こそ価値」と大人が伝えている

・失敗しても怒られず、動いたことを評価されている

…こんな環境で育っています。

つまり、ご家庭での声かけひとつで、変われるんです。

▼結果は「行動した子」にしかついてこない

勉強法も、志望校も、講習の受け方も――

「正しい知識」より「正しく動けるか」がすべてです。

やってみた子だけが気づきを得て、やってみた子だけが修正して、

やってみた子だけが伸びていきます。

どんなに不器用でも、どんなに遅くても構いません。

とにかく、すぐやってみる。それだけで結果はついてきます。

▼まとめ

行動力は、学力よりも先に育てたい力です。

それは勉強だけでなく、これからの人生を切り拓く『土台』になるからです。

ぜひ今、ご家庭でも「すぐやってみるってすごいことなんだよ」と伝えてあげてください。

「できた」「できなかった」ではなく、「動けたこと」を認めてあげてください。

夏期講習後半、これからさらに加速する子は「行動できる子」です。

もしお子さんがまだ殻を破れていないようなら――

今がチャンスです。